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2005'10.31.Mon

10月30日☆とりあえずハロウィン

わー生きてます;帰ってます;こんばんは。
さすがに無茶して体力ない時に会社の人たちが周りでゲホゴホいってて風邪ひいたり何だりしてました;皆様も風邪にはお気をつけて下さいませ。
遅くなりましたが(1週間たちましたよ…;)23日の東京シティに参加された方々お疲れさまでしたー。そして私に構ってやって下さった方々、本当にありがとうございました。もうね…メチャメチャ楽しくて幸せでした。あまりに楽しくて調子にのりすぎて反省しなくてはならない点もあるんですが(すいません)本当に無茶してでも行って良かったです!!むしろあの日は一般で行って良かった!ぐらいの勢いでした。たくさんたくさん大好きな方々とお喋り出来たので(笑)実は朝、行く前から某所で萌えの海に溺れていたり、いろいろと話はつきないのでまた明日にでも長いよ長すぎるよ!なレポを書きたいと思いつつ(でもいつも思うだけで終わってしまうのですが;)とり急ぎ時期ものをアップしておこうと思います。

ハロウィン小話です。例によって例の如く、元ネタは棟子さんとこのハロウィントップ絵です(お前…;;というか毎度、本当にすいません;)あのトップ絵がアップされた頃に萌えて、狼な大佐と小悪魔なリザたんの異種族の一夜限りのラブチャンス(この日だけしか世界は繋がらないので必死にリザたんを陥とそうとする大佐…)とかアホな妄想をしていたら、また棟子さんが有り難いことに食い付いて下さったので…調子にのりましたすいません;
ええと、今回、ご本人から反応がきてないので(ていうか…送りつけ方があり得ないキモさだったので…さすがに見捨てられてそうな;すいませんすいません;ああもう…土下座)、なんかまずそうだったら即座に削除します。
や、自分のネタとしてあげてもよかったんですが、(もう全然別ものとなってるので)やっぱり元ネタは明かにしておかないと、なんだかなぁ…と思いまして。ハイ。

ハッキリ言って意味不明の話です;元ネタにさせていただいた絵はあんなに萌えて素敵なのにどこをどうしたらこんな妄想になるんだか…と自分の脳を疑います;すいません…それでも許せるという方は「つづきを読む」からどうぞ…[:hide:]


扉が開くよ。
まっくら闇にオレンジのかぼちゃはケタケタ笑う。
Trick or Treat!
街中はお化けやモンスター、異形のものだらけ。
本物が紛れ込んでも分かりはしない。
今日だけは種族の壁が溶けて消える。
扉が開くよ。
年に一度の祭の夜に。

【一夜の扉】

 そう、今日は年に一度の収穫祭。街は浮き足立ち、子供達は日頃は怯える筈のお化けへと姿を変えて甘いお菓子を強請って歩く。
そんな日に異世界の扉は開くんだ。何が本当の姿か分からなくなった日に、ひっそりと別次元の様々な種族も紛れ込んでいるんだよ。
そしてこれは、そんな日に出会った狡賢い狼とクールな小悪魔の話さ。

 「甘いものは如何かな?可愛いお嬢さん」
不意にかけられた声に小悪魔の女は降り向いた。視線の先には、狼の種族らしい男が胡散臭い笑みを浮かべている。
「私、甘いものは嫌いなんです」
「おや、それは残念だ。君は本物を食べたことがないんだな。本物は一度食べたらやみつきになる」
胡散臭い笑みは消えたが、今度はどこか含みのある笑みを浮かべて男は言葉を綴る。
「そうですか。でも私は結構ですので、もっと他の奇麗なお嬢さん方にどうぞ」
言外に口説く相手を間違っているのだと告げて一睨みしながら素っ気なく女は言った。このテの男は信用ならない。これでも自分も悪魔の端くれ。随分と見くびられたものだ。
「生憎だが、私は君がいいんだよ」
「一夜限りの遊びに悪魔を選ぶなんて怖いもの知らずの愚か者なんですね…」
一向に退く気配のない狼の男に溜め息まじりで小悪魔の女は返す。
「愚か者とは酷いね君…確かに一夜限りの遊びなら間違っても君みたいなタイプだけは声をかけたりしないがね」
そう言う男は自嘲するような笑みを僅かに浮かべて貫くような黒い視線を向ける。
「でしたら、ただの気紛れですか。そんな気紛れに時間を無駄にしている間に今日という日のタイムリミットは来てしまいますよ。限られた時間は有効に使われた方が宜しいかと」
「そう、もう時間があまりないんだ。君のせいでね」
「は?無駄な時間を過ごしたのは貴方のせいでしょう?人のせいにするのは見苦しいですよ」
いつの間にか普段より少し声を荒げている自分に小悪魔は驚いた。何者にも感情を乱されることなどなかったのに。この男は自分の中の何かを狂わせる。何か…たぶん自分には分からない何かなのだ。
「誰が無駄な時間だと言った?君にとっては無駄な時間だったのか?…ああ、見苦しいさ。もう少し時間があればこんな筈じゃなかったんだ…くそっ」
男はどこか独り言のようにそう呟くと苛立ち紛れに黒い髪をぐしゃぐしゃと掻き回しそのまま片手で顔を覆って何かを抑えているかのように見えた。
一方、無駄な時間だったかと尋ねられれば、頷くにはどこかに引っ掛かりを覚える自分が不可解で小悪魔の女は眉根を寄せる。何故か本能の何処か奥の方が逃げろと告げている気がした。何か取り返しのつかない事が待っている気がする。なのに足はこの場から立ち去れずにいた。こんな事は初めてだった。決して恐怖で足が竦んでいるとかではない。もうひとつ別の本能が何か…知らない何かを叫んでいる気がするのだ。それでも今すぐ離れるべきだ…そう一歩を踏み出そうとした時ー
「これが気紛れだと言うのなら君も気紛れをおこせばいい。甘いものを一度口にしたぐらいでは何も変わりはしないんだろう?それとも知ってしまうのが怖いのかい?」
そう低音の強い響きの声とともに狼の男の腕が、しっかりと小悪魔の女の腕を捕らえていたから。
「あくまで仮定の話ですけど、もしそれで私がやみつきになってしまったらどうするんです?」
「そうだな、責任をとって私の世界へ連れ帰るというのはどうだ?」
顎に軽く手をあて、さも今思い付いたことのように男は提案する。
「貴方…やっぱり馬鹿でしょう…責任をとるどころか、それでは私が自分の世界を捨てて貴方の世界へと行かねばならないんですよ?例え可能性がないに等しいにしてもそんな条件でその甘いものなんて私が食べるとお思いですか?」
「だから私としては、こう強引じゃなくもっと時間をかけて上手いことだな…それなのに君相手だとどうにも…」
「は?何をぶつぶつ意味不明なことを」
「いや、まぁとにかくだな。それでも君は食べるさ」
逃さないとでも言うように男はまっすぐ女を見据えている。
時間は刻々と迫っている。
その時がくれば、再び扉は閉じられる。
交わった異世界の住人達はまたバラバラになり、自分達だけの閉ざされた世界に戻るのだ。
扉が閉まるよ。
別れの時はすぐそこだ。
 小悪魔の女の掌に赤いキャンディが1つコロンと男の掌から転がった…。 


「それで結局その小悪魔はどうしたんです?」
長く続いた上官の話もようやく終わりそうな気配にリザは先を促した。
「ん?君はどうしたと思う?」
ニヤニヤと楽しそうな笑みを浮かべる男は、どうやら先程までの拗ねたような不機嫌は直ったようだ。
「さぁ…食べなかったのではないですか?それより、もうお話も終わりですよね。戻りますよ大佐。…いえ、狼男さん、皆がお待ちかねです」
平静とそう告げれば、ロイはうっと喉をつまらせたような声を出し途端にむすっとした顔になる。今日の軍部のハロウィンパーティで狼の衣装が気に入らなかったらしい彼は、当初の張り切りぶりはどこへやら、ちょっと目を離した隙に逃亡。どこのお子様だ…と呆れながらリザが探しにくれば、不意に語り出されたお伽話につい耳をかしてしまったのだった。普段ならこんなことはないのに、やっぱり今日は青い軍服ではなく黒いこんな格好をしているからだろうか…。
「やれやれ、しょうがない。戻るとするか。あ、そうだ。これ」
そう言いながら立ち上がるとロイは何か小さなものをリザに投げて寄越した。
「ハッピーハロウィン。よく味わって食べたまえよ。小悪魔さん」
と後ろ手を振りながら歩き出した姿に、なんだかよく分からないままに受け止めてしまった掌を開いてみる。
…そこにはコロンと赤いキャンディーが1つ転がっていた。
「…私、甘いものは嫌いって言ったじゃないですか」
誰に言うともなくポツリと呟いた声が空気に乾かぬうちにリザの口の中いっぱいに甘い味が広がっていった。普段口にしない甘さは、やみつきになるから嫌いなのだ。

今宵は年に一度だけ扉が開く日。
再び閉まればまた会えなくなってしまう。
けれど何もかも捨てて扉を超えればいいだけのこと。
一夜限りの扉も意志の力には適わない。

fin.
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